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佐分利: 続いて、先生方から、事業ポートフォリオ変革におけるキーワードを選んでいただき、併せて日本企業に向けたメッセージを頂けますでしょうか。 澤邉: 「楽観的に構想し、悲観的に計画して、楽観的に実行すること」が大切だと思います。特に、伝統があるとか成功している企業の場合、現在のステータスを維持しようとする圧力が生じるので、知らないうちにリスクを蓄積していることも考えられます。やはり楽観的に構想して、計画は実現可能性を考えながら作って、計画がどうなるか分からないからこそトップは根明であることが重要だと思います。 砂川: 「人的資本と財務指標の関係性」をしっかりと見ていく必要があるでしょう。この6月から有価証券報告書で人的資本関係のデータも出てきます。われわれ京都大学経営管理大学院も、人的資本や人材関係のデータと財務の関係性に関するセミナーを企画しているので、ぜひご参加ください。 また、多様な価値観を持つ人材を社会的課題の解決に向けて1つにまとめるには、企業のパーパスと個人のパーパスがどこかで交わらなければなりません。われわれもパーパス経営の科目を新設し、事業ポートフォリオ変革と絡めながら情報発信していきたいと思っていますので、ぜひご注目いただければと思います。 関口: 「戦略リーダーの育成」が重要だと思います。事業ポートフォリオは全社戦略ですが、ポートフォリオを考えるトレーニングは早くから行う必要があります。トップになってからではなく、若手の頃から教育を行うべきでしょう。それから、「バランスの取れた組織の新陳代謝」がキーワードになると思います。どの会社も異動が組織の変革やポートフォリオ変革の推進力になっていたと思いますが、新しい人材を入れることがカルチャーを変え、組織の持続的な進化・発展につながると思うので、新陳代謝のための人事制度や組織設計がこれから重要になると思います。 江良: 「当たり前のことを当たり前にやり切る力」です。企業が持続的成長をするためには変化が必要であり、変化することが当たり前だと思う会社づくりが非常に重要です。4社の事例を見ても、変化を楽しんでいるところが伺えたと思いますし、企業文化や土壌は従業員や組織が一緒になって作り上げていくものです。当たり前のことをやり切るのは難しいですが、改めて原点に戻ることが重要でしょう。 佐藤: 「事業ポートフォリオ変革は産業づくり、国づくり」です。中央省庁や関係機関からも、事業ポートフォリオ変革へのご支援を続けていただけると、日本の新たな姿が見えてくると思いました。 澤邉: 今回大変ありがたかったのが、京都大学経営管理大学院というアカデミックな世界の人間が、こうした場でミクロとマクロをどのように発展させていけばいいのかということを、投資家の立場の方にもご参加いただきながら議論できたことです。 アカデミックな知の集積を行うことがわれわれの主たる役割ではありますが、もっと積極的に実務実践、政策的インプリケーションの場に参加し、企業とコラボレーションしていくべきだと思いました。 質疑応答 佐分利: 変われる企業と変われない企業の違いはどこにあるのでしょうか。 佐藤: 全体を俯瞰する力と変化を楽しむ力だと思います。川崎重工の橋本社長からは、「自分は苦しい部門ばかりに行ったからこそ自部門をもり立てて、川崎重工全体をどう変えていくのかを考えてきた」というお話がありました。事業だけでなく全社を客観的に俯瞰できる力、その上で変化を楽しみながら進んでいく力が大事だと思います。 関口: 長期的な見通しを全社員が腹落ちする形で共有できていることがとても大事だと思います。わが社はこういうパーパスや存在意義を持っているからこの方向に行くのだ、そのために事業ポートフォリオを変えるのだという明確なストーリーとクリアなビジョンが必要でしょう。それらをトップマネジメントが描いて全社員に効果的に語ることが非常に重要だと思います。 砂川: 変われる企業というのは、きちんと潮目を読んで世の中の動向に合わせられる企業だと思います。そのためには財務的な基盤はかなり大事で、それがないと変わろうと思っても怖くなってしまう。ダイバーシティをうまく経営に取り込むこともこれからは必要になるでしょう。 江良: 1つだけ補足すると、健全な危機意識だと思っています。それが組織内できちんと共有されている会社は、変化に対して許容性が高く、変化したときにもうまくいくケースが多いと思います。 澤邉: 人材育成のときに、優秀な人にメインストリームではないところで、常に危機と直面する状況を経験させ、そこで成功した人たちがいつでもメインストリームに取って代われるようにしておくことが重要だと思います。文化的な多様性を社内で持っておき、健全な緊張関係を維持しておくことがカギになると思います。 佐分利: 最後に結びのメッセージを頂ければと思います。 江良: いろいろなバックグラウンドの方々が集まって勉強すると、多様な視点から出てくる新しい知見があるということに改めて気付かされました。こうしたディスカッションをぜひ継続いただきたいと思います。 関口: 事業ポートフォリオ変革を可能にするリーダーの育成が最も重要であり、その経験を積ませることを会社がサポートすることが重要だと思います。引き続き私も事業ポートフォリオ変革について勉強していきたいと思います。 砂川: 事業ポートフォリオ変革自体が、時間軸で見たときのリスク分散になることを改めて実感しました。企業でもこうした考え方を持った方が増えていると思いますので、ぜひうまく実現していただきたいと思います。 澤邉: 事業は客観的に存在するのではなく、戦略とファイナンスと組織と人材の組み合わせで作っていくものであり、だからこそリーダーシップが重要なのだということを改めて感じました。また、事業ポートフォリオの前に、事業を自ら作って成功させる経験も大事なポイントだと思いました。 佐藤: 今回のテーマは海外企業やグローバル企業に限った話ではなく、日本の地方企業にも成功例があると思います。2023年度はそうした企業の方々のお話も聞きつつ、このシリーズを続けていければと存じます。 佐分利: 変われない日本企業をどう変えるかに関する、まさに定石を示していただきました。日本企業の事業ポートフォリオ変革が成功すれば、日本は復活しますし、そのノウハウは世界にも展開していけると思います。本日はありがとうございました。 この議事録はRIETI編集部の責任でまとめたものです。 イベント シンポジウム ワークショップ BBLセミナー 2024年度 2023年度 2022年度 2021年度 2020年度 2019年度 2018年度 2017年度 2016年度 2015年度 2014年度 2013年度 2012年度 2011年度 2010年度 2009年度 2008年度 2007年度 2006年度 2005年度 2004年度 2003年度 2002年度 2001年度 終了したセミナーシリーズ 情報発信 ニュースレター 更新情報RSS配信 Facebook X YouTube 研究テーマ プログラム (2024-2028年度) プログラム (2020-2023年度) プログラム (2016-2019年度) プログラム (2011-2015年度) 政策研究領域 (2006-2010年度) 経済産業省共同プロジェクト プロジェクトコンテンツ 調査 フェロー(研究員) 論文 ディスカッション・ペーパー(日本語) ディスカッション・ペーパー(英語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(日本語) ポリシー・ディスカッション・ペーパー(英語) テクニカル・ペーパー(日本語) テクニカル・ペーパー(英語) ノンテクニカルサマリー 英文査読付学術誌等掲載リスト Research Digest 政策分析論文 調査レポート 論文検索サービス 出版物 RIETIブックス(日本語) RIETIブックス(英語) 通商産業政策史 著者からひとこと RIETI電子書籍 年次報告書・広報誌(RIETI Highlight) その他出版物(日本語) その他出版物(英語) イベント シンポジウム ワークショップ BBLセミナー 終了したセミナーシリーズ データ・統計 JIPデータベース R-JIPデータベース CIPデータベース JLCPデータベース 日本の政策不確実性指数 産業別名目・実質実効為替レート AMU and AMU Deviation Indicators JSTAR(くらしと健康の調査) RIETI-TID 長期接続産業連関データベース マイクロデータ計量分析プロジェクト 海外直接投資データベース ICPAプロジェクト リンク集 コラム・寄稿 コラム Special Report EBPM Report フェローに聞く フェローの連載 世界の視点から 特別コラム 新聞・雑誌等への寄稿 特別企画 経済産業ジャーナル RIETIについて 個人情報保護 ウェブアクセシビリティ方針 RIETIウェブサイトについて サイトマップ ヘルプ お問い合わせ 経済産業省 独立行政法人経済産業研究所(法人番号 6010005005426) 当サイト内の署名記事は、執筆者個人の責任で発表するものであり、経済産業研究所としての見解を示すものでは有りません。掲載している肩書や数値、固有名詞などは、原則として初掲載当時のものです。当サイトのコンテンツを転載される場合は、事前にご連絡ください。 "ページの先頭へ戻る

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